地方には地方の埋め方がある!!
『本に書いてあることを片っ端からやったけど、空室が埋まらない』
空室対策の本を読んだだけ、あるいは、セミナーで学んでやってみたけれど、成果に
つながらないのは何故なのでしょうか?
東京23区などの都市で成功した空室対策が、地方物件で同じことをしても通じる
とは限りません
地元の大家さんが築いたネットワークや投資家さんの協会、大家の会やグループは
もちろん大事です
でも、
さらにもっと大事なことは
地方物件を所有しているのなら
大家さん仲間だけでなく
地場の仲介業者さんの
第1次の情報を
把握することが
大事なのです!
地域性や人口動向
その地方ならではの
人々の習慣や行動
地方と言われる場所には
独特の動きがあります
もし大家さんさんが
地方に物件を持っていたら
必ず地域の分析をすることを
おススメします。
どんな物件でも、売り方によって部屋は
埋まります。
しかし、徐々に埋まらなくなってくる場所や
埋まる期間が長くなってくる場所があることも事実です。
人口が増える地区なのか減少する地区なのか?
世帯人口の年齢層はどうか?
学校はどこにどのくらいの規模のものが建築されているのか?
働く人はどこに働きに出ているのか?
賃貸で住む人はどうしてそこに住んでいるのか?
商業施設がどこにどのくらいあるのか?
開発予定はあるのか?
などなど
これを調べながら、ペルソナ設定をして、短期で部屋を埋める算段をし、
中期~長期でその後、どうするのか(保有?売却?)を考えていくのです。
もし、物件購入時に地域分析をされていないようでしたら、
地域分析をしながら、地場の業者さんのデータを手に入れて、
短期的~中長期的な物件の運営方針を考えてみてくださいね。
先日発表された総務省統計局の5年おきに出される
平成30年住宅・土地統計調査のデータでは、
空き家率は過去最高の
13.8%、空き家戸数も846万戸であると
発表しました。
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_youyaku.pdf
空き家は戸建てだけ?
いえいえ
決してそんなことは
ありません
アパートやマンションの空室も
大幅に増えていくということです!
そして、空き家の多い地区は、
ご高齢の方が多く住んでいる地区
でもあります。
新築というだけで
契約に至っていた
いわゆる
『新築マジック』
が有効であった時代は
完全に終わりを告げました。
しかし、
新築であろうと中古であろうと大家さんが
しっかりどんな入居者さんに入ってもらいたい
のかを考えて、選ばれる物件の大家さん
となれるのであれば
入居を決めていける時代でも
あるのです!
『うわ~、しまった!』
と言わなくても良いように
今できることを
1つずつ行動していきましょう!
地方の不動産業者さんを
ヒアリングして分かったことが
たくさんあります!
ちょっと場所が遠いから
とか
管理会社に任せてあるから
とかではなく
ぜひあなたの
目や耳で
確かめてくださいね!
今日もお読みいただき
ありがとうございます。