投資の世界は秋真っただ中?~本当のプロは〇〇する人のこと~

こんにちは。
今日は朝から大阪に行ってきました。
決してコレを食べるために行ったのではありませんよ!
念のため。。

阪急梅田駅からJR大阪駅に行くまでの間の新大阪食道街にある『はなだこ』さんでは、土日は早めに開けているそうです。
私が通った9時半には数人たこ焼きが焼けるのを待っていました。
このお店のたこ焼きはとにかくトロットロでタコも大きいので、大好きです!
ねぎをのせたバージョンもまたたまりませんな~。

ファンドマネージャーさんのお話

という食べ物ネタは置いておいて、今日は、いつもお世話になっています保険代理店の株式会社F・P・Sさんの資産運用セミナーに参加してきました。
朝の10時からスタートで1時間半みっちりというのに、30名近く満席になっておられました。

日頃のF・P・Sさんのお客様への対応力と、お客様の関心の高さが伺えました。

講師は、アクサ・インベスト・マネージャーズ株式会社の斎藤さんで、あっという間の1時間半でした。
世界を見る目がさすがで、初心者でもわかるように日本経済やよく知っている会社さんを例に出して説明されていました。
大変、面白かったというのが私の感想です。

相場全体で見ると、株や債券などの市場はおおむね今年は厳しめでした。
1年前の株式市場を見ると、米国株式は前年比103%でしたが、日本株92%、欧州株91%、新興国株86%となっています。
今は、四季に例えると、夏の終わりから秋の終わりという地点に向かっているといえるそうです。

しかし、講師の斎藤さんは、

『投資したものが上がるか下がるかをすべて当てるのがプロではない。

想定が外れた時でもリスクを最小化できるのがプロである。』

『そして、これから伸びそうな会社の株を買う。そしてほったらかし=長期運用をすることが結果として良いのではないでしょうか。』

とお話されていました。

≪想定が外れた時でもリスクを最小化すうようにするのがプロである≫
ここは、個別銘柄への投資(1種類)とポートフォリオ運用(数種類)を比較した場合の話です。

〈事例〉
3銘柄があった場合に、それぞれ同じ期間の株価変動は下記の通りとした場合
A株 : +20%
B株 : +10%
C株 : -10%
個別銘柄投資では、どれか1銘柄にのみ投資し、ポートフォリオ運用ではすべてを組み合わせて投資をすることとする

【個別銘柄投資】
A株(+20%) > B株(+10%) >C株(-10%)

【ポートフォリオ運用】

★個別銘柄投資は良くて+20%になる可能性があるが、最悪-10%になることもある
★ポートフォリオ運用の場合、ケース1は普通に購入した場合だが、最悪のことも考えて、
比率をしっかり組み立てることによりケース2では10%のリターンとなります。
ケース3は読み違え(?)ということになります。
⇒このようにポートフォリオ運用を行い、リスク分散を行うことが大切です。

私たちは、購入した銘柄を見て、上がった下がったと一喜一憂しがちですが、そうではないということです。
経済の読み違えはあるかもしれないが、これから成長しそうな企業であれば、ある程度プロなら予測が出来ます。
そこに投資をして、数種類に分けて分散投資をしていくということでした。
不安要素もありますが、少し長いスパンで投資を見ていくことが結果として大事なのではないか?
ということをgoogle社さんを例に挙げて説明されていました。

よく、自分の知っている会社の株を買いなさいと言われますが、まさしくそのことだなと感じました。
非常に良い気づきと学びの時間でした。

不動産管理で考えてみた

では、この『想定が外れた時でもリスクを最小化できるのがプロである』との言葉を不動産管理の立場から考えてみました。

不動産の運用を考える時、リターンがあればリスクがあります。
そのリターンとリスクの関係はトレードオフの関係(均衡している)です。
そして、そのリスクを最小化することこそが、不動産管理(プロパティマネジメント)の神髄だと思うのです。

リスクを極限まで予測し、良い時は良しでOK、最悪の時に下振れしないように極限まで回避することが大切です。
そのリスクヘッジは短期では出来きれないので、中長期で家主さん自らがマネジメントするか、あるいは、信頼できるコンサルタントやアドバイザーがサポートするかどちらでしょう。

『こんなはずではなかったのに』

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