業者ヒアリングする時の必勝法!
連日、大家さんのご相談をお受けしています。
結構ひとりで悩まれていることが
多いので、話を聞いてほしいだけの方
もいらっしゃいます。
しかし、お話の中に、
『これはまずい!』と
思うようなところもあります。
どんなところかと言うと…
↓↓↓続きは編集後記にて
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では、本題です。
この前、ある投資家さんとお話していました。
投資家さん
『小埜さん、業者さんに家賃聞くとき、どうやって聞いているの?』
小埜
『ここらへんのワンルームの相場はいくら?と聞くと、幅が結構あるので、
同様で決まりやすい物件の事例を出してもらったりしますね~。』
投資家さん
『なるほど!そうなんだね~。じゃあ、自分の物件をいくらで
決められる?ってときはどう聞くの?』
小埜
『2ヶ月以内に決まる家賃はいくら?って聞くように
してますよ。』
投資家さん
『それで、高めに言って自分のところで仲介させて
もらおうとかいう魂胆はないの?』
小埜
『新築ならともかく、中古だと、そのまま数字を
出してこられることが多くなりましたね~。
後で困るのもイヤなのでしょうね。』
『でもなんで、そんな話急に聞くんですか?』
投資家さん
『だって、聞き方で答えが全然変わっちゃうよなって思って。』
こんなお話でした。
この投資家さん、さすがです。
本質を突いていると思いました。
ヒアリングは大事といいますが、
ヒアリングする側としては、相手が
正しく家賃などを把握しているとは
限らないことを認識する必要があります。
なので、ヒアリングする相手は
『店長』さんとか、『エース営業マン』
などの、相場を把握している方が良いですね。
そして、会社や店舗で明確な家賃査定マニュアルが
あることは少なく、概ねが『感覚値』です。
不動産業はITが普及してきていますが、
根っこはアナログなことが多いです。笑
ヒアリング情報はとっても大切ですが、
話し方ひとつで内容がぜ~んぜん違う
ということを理解しておいてくださいね。♪
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【編集後記】
それは、
『顧客(消費者)視点』
なのか
『大家(事業主)視点』
なのか
ということです。
例えば、
『リフォームをしっかりやった』
のに
部屋が決まらないというケースは
『顧客の視点でしっかりやった』
のか
『大家の視点でしっかりやった』
のかで全然違いますよね。
『これはまずい!』
と思うのは、顧客が見てどうか?
という視点がない場合です。
そして、それを気づいていません。
このブログをご覧の大家さんは
大丈夫ですよね??
今日もお読み頂きありがとうございました。